今年は、生涯を創作折り紙に捧げた吉澤章(1911-2005)の生誕百周年です。
吉澤章は、日本の創作折り紙の第一人者であり、折り紙を新しい紙の造形芸術として世界中に普及させたことで知られています。強く穏やかなゴリラ、小さく愛らしい小雀、日本の国鳥である雉など、その指から生まれた紙の生き物達には、それぞれに独特の表情があり、まるで今にも動き出しそうな躍動感に溢れています。
海外で初めて個展が開催されたのは、1955年、アムステルダム市立美術館に於いてでした。オランダで第2回目となる今展覧会では、氏の300点余の折り紙作品を展示し、吉澤芸術の魅力をあますことなくご紹介差し上げます。
折り紙ウィークエンド
*ワークショップ、講演はオランダ語で行われます。
5月7日(土)
・子供のための折り紙ワークショップ 11:00- / 13:00-/ 15:00-
・吉澤章の創作折り紙 ワークショップ 11:00- / 13:00-
・吉澤章の創作折り紙 ワークショップ(ウェット・フォルディング)15:00-
・サーディア・スターンフェルド 講演 14:00-
5月8日(日)
・子供のための折り紙ワークショップ 11:00- / 13:00-/ 15:30-
・吉澤章の創作折り紙 ワークショップ 11:00- / 13:00-
・吉澤章の創作折り紙 ワークショップ(ウェット・フォルディング)15:30-
・マイケ・ヴァン・スティグト・タンス 講演 14:00- (聴講料一人7.5ユーロ、友5ユーロ)
折り紙ウィークエンドは、Fonds voor Cultuur Participatieの後援のもと、Origami aan Zee とOrigami Society Nederlandの協力により開催致します。